公式情報ベース

Proposalesとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約4分 更新日 2026-08-07Proposales

Proposalesは、ホテルやMICEの団体・イベント営業に向けた提案書ワークフロー製品です。MICEとは、会議、企業の報奨旅行、国際会議、展示会などをまとめて指す言葉で、参加者がまとまった人数で動く法人向けの案件を扱う分野を指します。

提案書ツールというと、体裁の整った書類をきれいに作るためのものを思い浮かべるかもしれません。Proposalesはそこにとどまらず、客室や会場、サービスといった商材を提案としてまとめ、顧客とやり取りして承諾を得るところまでを一つの流れとして扱う点に特徴があります。

そのため、検討するときに見るべきなのは書類の見栄えだけではありません。自社の商品や価格の情報をどう提案に組み込むか、社内で誰が承認するか、顧客が承諾した後にどの業務へつなぐか。この3点を自社の営業の流れと重ねてみると、合うかどうかが判断しやすくなります。

Proposalesでできること

客室・会場・サービスをまとめて一つの提案にする

Proposalesでは、客室、会場、サービス、追加提案を顧客向けの提案に組み込む流れが案内されています。宿泊を伴うイベントであれば、客室と会場に加えて必要なサービスも合わせて、一つの提案として顧客に示すイメージです。

ポイントは、文章と画像を並べるだけの資料作成ではなく、ホテルやイベントの営業で実際に扱う商材を提案の中身として反映させるところにあります。自社がすでに使っている商品表や価格表と、どこまで粒度が合うか。実際の商談を一つ例に取って当てはめてみると、確かめやすくなります。

社内の承認と顧客とのやり取りを同じ流れで扱う

Proposalesは提案書の作成だけでなく、承認や顧客とのコミュニケーションもホテル・イベント営業の流れの中で扱います。担当者が提案を用意し、社内で確認を取ってから顧客に渡す。この一連の動きが自社のやり方と噛み合うかを検討する材料になります。

ここで注意したいのは、承認、送付、閲覧状況の確認がそれぞれ別の行為だということです。まとめて「やり取りの管理」と考えると必要な条件が曖昧になります。社内承認は誰が担うのか、顧客のどの行動を把握したいのか。分けて書き出してから見ると、必要な運用に当てはまるかを判断しやすくなります。

顧客の承諾・署名を予約前の段階として扱う

提案を出した後は、顧客による承諾や署名を、団体・イベント予約の前段階として扱います。提案内容を顧客が確認して受け入れるところまでを同じ営業過程の中で考えたい場合に、特に見ておきたい部分です。

ただし、顧客の承諾や署名は、支払いや予約後の業務そのものとは別です。承諾が取れた後、会計や予約管理といった業務へどの情報を渡す必要があるのか。ここを先に整理しておくと、Proposalesが担う範囲と後続業務の境目がはっきりします。

料金は個別に見積もりを取る形

PremiumとEnterpriseは見積もり依頼の形式で、公開された基本料金は確認できませんでした。導入費用を判断するには、自社の利用条件を伝えて見積もりを取る必要があります。

なお、Inbox Widgetという追加機能については月額49 EURと案内されています。ただしこれは追加機能の料金なので、製品全体の基本料金として受け取らないよう気をつけてください。

注意

料金情報はグローバル市場を対象に2026年8月7日に確認した内容です。日本向けの料金は確認できなかったため、最新の適用条件と総額は見積もりの際に確認してください。

提案の前後にある業務も合わせて確認する

Proposalesが中心に扱うのは、提案を作り、顧客とやり取りし、承諾や署名に進むまでの流れです。その手前にある商品・価格情報の管理と、その先にある予約や会計などの業務は、いったん分けて確認したほうが安全です。

不動産管理やイベント関連システムとの連携も検討材料になりますが、接続先の名称が自社のシステムと一致するかを見るだけでは足りません。どの段階でどの情報を受け渡せるのかまで踏み込んで確かめる必要があります。例えば顧客が承諾した後に予約業務へ移る場合、再入力したくない情報を先に洗い出しておくと、連携について何を聞けばよいかが明確になります。

導入前に確認しておきたいこと

普段の提案で扱う客室、会場、サービス、追加提案を、無理なく提案の形にできるか
社内での提案承認から顧客の承諾・署名までの流れが、今の営業手順と噛み合うか
見積もりに含まれる範囲はどこまでか、そして承諾後の予約・会計業務へ必要な情報を渡せるか

Proposalesが候補になるケース

ホテルやMICEの団体・イベント営業で、客室や会場、サービスを含む提案から顧客の承諾までを一続きの流れとして整えたい。そうした場合にProposalesは候補になります。

反対に、幅広い業種向けの文書作成だけが目的であれば、業種に特化した流れが本当に必要かどうかを先に見極めておくとよいでしょう。

料金が公開されていない以上、価格だけで判断することはできません。実際の提案内容、社内の承認手順、承諾後に続く業務。この3つを一つの具体例としてまとめたうえで問い合わせると、自社に合うかどうかを見極めやすくなります。

よくある質問

Q.Proposalesはどのような企業向けですか?

A.ホテルやMICEの団体・イベント営業を対象とした、業種特化型の製品です。客室、会場、サービスなどを含む提案を扱いたい場合に候補になります。

Q.公開された基本料金はありますか?

A.2026年8月7日に確認した時点では、PremiumとEnterpriseは見積もり依頼の形式で、公開されている基本料金は確認できませんでした。Inbox Widgetの月額49 EURは追加機能の料金です。

Q.署名まで済めば、支払いや予約管理も同じ流れで完結しますか?

A.顧客の承諾・署名と、支払いや予約後の業務は分けて考える必要があります。自社で必要になる後続業務を整理したうえで、提案からどこまでをProposalesで扱えるのか、連携の境目を確認してください。

Q.一般的な提案書作成ツールとの違いは何ですか?

A.Proposalesは文書を作るだけの製品ではなく、客室や会場、サービスといったホテル・イベント営業の商材を提案に組み込み、承認や顧客とのやり取り、承諾・署名までを一連の流れとして扱う点が特徴です。

出典

確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Proposales