営業の提案書や見積書をめぐる作業は、書類を作って終わりではありません。作った内容を社内で確認してもらい、顧客に送り、読んでもらえたかを気にしながら待ち、最後に承諾をもらう。この一連の流れがあります。
Fresh Proposalsは、提案書、対話式の見積もり、契約内容を確認する書類などを作成し、送付後の確認から承諾までを扱う製品です。書類の見た目を整えるだけの道具ではなく、社内承認、顧客の閲覧状況の確認、オンライン署名や支払いまでをひとつながりで管理したいチームの候補になります。
ただし、これらをひとまとめの機能として見ると判断を誤りやすくなります。作成、承認、閲覧追跡、承諾と署名、支払い、受注後の連携。この6つを分けて見ていくと、自社の運用に合うかどうかが判断しやすくなります。
書類作成の部分には、要素を配置して見た目を整える編集機能があります。あわせて、自社ブランド用の設定、よく使う内容や短い文面をためておくライブラリ、条件に応じて表示する内容を変えるセクションも案内されています。顧客が自分で情報を入力するフォームも用意されています。
たとえば、会社紹介や毎回同じ説明文はライブラリから呼び出し、案件ごとに変わる提案内容や価格だけを個別に調整する、といった作り方が考えられます。ここで中心になるのは、あくまで顧客に送る書類そのものを組み立てる作業です。
送付前に、社内の承認を通してから顧客に届ける運用ができます。
ここで押さえておきたいのは、この社内承認と、顧客が内容を承諾する手続きは別物だという点です。前者は自社の中で内容を確認する仕組みで、後者は相手が提案を受け入れる手続きです。値引きや取引条件のチェックを社内で済ませてから送りたい場合に、この社内承認が効いてきます。
送付後は、操作履歴、連絡先ごとの反応、ページやセクションごとの閲覧状況を確認できます。自動フォローアップも案内されています。
つまり「誰がどのページを見たか」という反応をつかみ、次の連絡につなげるための領域です。閲覧されたことと承諾されたことは違うので、ここも承諾の手続きとは分けて考える必要があります。
対話式の価格表を使うと、顧客自身が選択肢を確認しながら内容を決められます。顧客による情報入力や、オンライン署名にも対応しています。
支払いは署名と同じものではありません。実際にお金を受け取るには、外部の決済サービスとの接続が関係してきます。Fresh Proposalsでは、Stripe、CPACharge、LawPayを使った署名と支払いの流れが案内されています。自社が使いたい決済サービスと、そのサービス側の契約条件は、導入前に確認しておく必要があります。
標準の連携に加えて、CRM(顧客情報や商談の状況を管理するシステム)などとの連携が案内されています。ただし、どの連携が使えるかはプランによって異なるため、プランごとの条件を確認する必要があります。
この領域は、承諾された内容を受注後の顧客管理などへ引き渡すためのものです。Fresh Proposals自体がCRMの役割を果たすという意味ではない点に注意してください。
2026年8月7日に確認されたグローバル向けの料金は次のとおりです。年払いの場合、Starterが月額20 USDで、利用中の提案書は10件まで。Professionalは40 USD、Businessは65 USDと示されています。
注目したいのは、Starterの10件という数え方です。これまでに作った書類の総数ではなく、同時に利用中の提案書の数として見るのが適切です。判断するときは、毎月どれくらいの提案を並行して進めているかを数えてみると、Starterで足りるかどうかが見えてきます。
注意
料金は変更されることがあります。ここに挙げた金額は2026年8月7日に確認したグローバル向けの情報です。契約前に、対象地域の料金と請求条件を確認してください。
Fresh Proposalsが合いやすいのは、提案書や見積もりの作成だけでなく、送る前の社内承認と送ったあとの反応確認までを、ひとつの流れとして扱いたいチームです。さらに、顧客が選択肢を選び、必要事項を入力し、署名し、対応する決済サービスで支払うところまでをつなげたい場合にも検討しやすくなります。
一方で、先に確認しておくべき点もあります。使いたいCRMや決済サービスがすでに決まっているなら、それが接続できるか、どのプランで使えるかを最初に見ておく必要があります。並行して進める提案書が多い運用なら、Starterの利用中10件までという上限が自社に合うかどうかも、判断の分かれ目になります。
Q.Fresh Proposalsは見積書を作るだけのツールですか?
A.いいえ。提案書、対話式の見積もり、契約内容を確認する書類などを作れるほか、社内承認、送付後の閲覧状況の確認、オンライン署名なども扱えます。
Q.Fresh Proposalsだけで支払いまで完了できますか?
A.Stripe、CPACharge、LawPayとの接続による、署名から支払いまでの流れが案内されています。使いたい決済サービス側の契約条件は、別途確認してください。
Q.Starterプランで気をつけるべき制限は何ですか?
A.利用中の提案書が10件までという点です。自社で並行して進めている提案の数に対して余裕があるかを確認しておくと、プランを選びやすくなります。
確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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